薬師堂ほっと通信

薬師堂ほっと通信「一生青春」224号より

こんにちは。

健康相談専門くすりの薬師堂です。

 

10月号の薬師堂ほっと通信より

 

「プロポーズ」

 

僕のおじいちゃんは、某有名大学出身でとても頭が賢く、運動神経も抜群で、小さい頃はよく勉強やスポーツなど、色々とおじいちゃんに教えてもらっていた。そんなおじいちゃんが大好きで尊敬していたし誇りでもあった。

 

しかし、今はおじいちゃんに勉強を教えてもらっていない。

正確に言えば、教えてもらうことができなくなってしまった。僕が高校2年生の頃、おじいちゃんは痴呆症になってしまったのだ。

今では、僕の事も実の娘の僕の母親も分からなくなってしまって、いつも僕たちに「初めまして」とあいさつをしてくる。

唯一、奥さんである僕のおばあちゃんの事は分かっているみたいだったけど、ここ最近になっておばあちゃんの事も分からなくなってしまった。しかし、おばあちゃんは毎日笑顔で、懸命におじいちゃんの世話をしていた。 

 

年の年初め、家族みんなで集まって家でごはんを食べようとなり、久々に家族全員で集まることになった。

家族の誰一人分からなくなってしまって、とても緊張しているおじいちゃんに、おばあちゃんが笑顔で家族のみんなを紹介していった。

すると、いきなりおじいちゃんは真剣な顔をして、おばあちゃんに向かって話し出した。

「あなたは、本当に素晴らしいお方だ。いつも素敵な笑顔で、僕に笑いかけてくる。あなたが笑ってくれたら、僕はとても幸せな気持ちになれます。もし、独り身なら、ぼ、僕と結婚してくれませんか?」

家族全員の前でのプロポーズだった。

2回目のプロポーズに、涙をぽろぽろこぼしながら、おばあちゃんは笑顔で、「はい」と答えた。

 

実にほっこりする、感動的なお話でした。おばあちゃんの献身的なお世話が報われた気がしますね。

これはとても良い話しなのですが、本当に大切なのは、自分自身が「認知症」にならないことですよね。

2025年には、認知症が日本で1300万人にもなると言われています。実に、65歳以上の3人に1人は認知症、もしくはその予備軍になる計算です。 

「私は大丈夫」はもう通用しない時代です。なるべく早いうちから、バイオリンクで、きれいな血液を作り、GBE24で、脳に血液を送り、認知症の予防をしていく事をおすすめします。最近、物忘れが多くなってきた私も、家族に迷惑をかけないようしっかりと飲んでいますよ。