薬師堂ほっと通信より

「自分の人生の役割とは?」

江戸の幕末の時代に吉田松陰は、長州の片田舎、今の山口県の萩という場所で、「松下村塾」という学校を開き、たった1年と1ヶ月、79人の若者にいろいろなことを教えました。

その門下生には幕末の戦士、高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎。後の総理大臣、伊藤博文、山縣有朋。そして品川弥二郎、山田顕義など、明治政府の大臣となった人物10数名も輩出したのです。

で、すごいのは「79名の若者」は、別に優秀な人を集めたわけではないところです。農民や武士、商人など、いろんな子供たち、片田舎の若者たちを集めたのです。そこでたった1年と1ヶ月教えただけで、その中からすごい人たちが何人も出てきているんです。

だから「奇跡の学校」と言われているのです。

松陰先生は、ここで何を教えたのか? 気になりますよねぇ~。

実は松陰先生が教えたことは・・・

 

「お前は何の為に生まれてきたのか」

 

「お前の生まれてきた役割は何か」

 

ということを教えた、というよりは、気づかせたということです。

「あなたの長所はこういう所だぞ。これからは、それを生かして、どう世の中の役に立って行くんだ?」って。

自分の長所、つまり役割に気づいた人は、すごいパワーを発揮します。

中には、「そんな、世の中に生まれてきた役割って言われても、私にはわかりません」という門下生も当然いるわけです。そんな門下生に対して、松陰先生はこう言ったそうです。

 

 

「至誠(しせい)を貫きなさい。至誠とは、普段やらなければいけないことを、真剣に、本気で、誠意をもってやることだ。そうしたら、いつか自分の役割が必ずわかる」と。

 

松陰先生が残した名言の中に、こんな言葉があります。

 

至誠にして動かざるものは未だこれ有らざるなり

 

(至誠をもって対すれば、動かすことができないものはない)

 

松陰先生がいなくなった後も、門下生たちは日本のために自分の力で活躍し、新しい時代を切り開いていきました。

 

「普段の生活で、至誠を貫くこと」

 

「自分だけの人生の役割に気づくこと」

 

この二つがどれだけ大事か、ということです。

 

 

昔の人ってすごいですよね。 「いい大学に入って、いい会社に就職するため」とか、「金持ちになるため」とか、自分の為ではなく、自分の長所を活かし、「いかに世の中のためになるか」 「日本のためには何ができるか」を、本気で考えていますもんね。 

そして、たった1年と1ヶ月、近所の若者を教えただけで、その人たちが後に、日本を動かしていくような人物になっていくのです。 吉田松陰先生って、本当にすごい方だったんですね。

私も、普段の何気ない生活を、もっと真剣に、真面目に生きていかなければいけないな、と思いました💦

私の人生の役割は、ご縁のある方々の、「心と体の健康のお手伝いをすること」と思っております。

今年も一年よろしくお願い致します。