漢方

血圧は下げれば安心なのでしょうか?

急に寒くなってきたこの時期、気になるのが「血圧」です。

 

では、そもそも血圧はなぜ必要なのでしょう?

 

まず第一に、「全身に酸素と栄養素を運ぶため」

 

そして、一番大切な脳が、心臓より上にあるので、血圧を上げないと「脳に血液が行かなくなるから」です。

 

つまり、「血圧は低ければいい」と言うわけではなく、逆に、血圧を下げ過ぎると大変なことになるのです‼️ 

 

年齢と共に血圧が上がるのは・・・

年齢を重ねるとともに、「血液の循環が悪くなる」ので、心臓のポンプを押す力(血圧)が高くなるのは当然のことです。

昔は、「年齢プラス90」といっていました。

つまり、60歳であれば、プラス90で150くらいあった方が、体のすみずみまで血液が流れやすくなり、

栄養も酸素も行き届いて、元気に過ごせる。というわけです😌 

 

ところが、降圧剤で必要以上に血圧を下げてしまうと・・・

血管への「圧」が下がることで、血流が悪くなり、血管にドロ(汚れ)が溜まりやすくなります。

 

川に例えると、川幅の狭い“上流”は、水の流れも早く、水もきれいですよね。

一方、川幅の広い“下流”は、水の流れがゆるやかで、よどんで汚れも溜まりやすくなります。

 

つまり、高齢になると、体が血液の流れを早くして、酸素と栄養素を体のすみずみに運ぶため、

また、汚れが溜まらないように(脳梗塞の予防)、血圧を上げているのに、

降圧剤を服用して血圧を下げ、血液の流れを悪くしてしまうと、

血液がよどみ、ヘドロ(アテローム)が溜まりやすくなり、脳梗塞になる方が増えてしまうのです。

 

普段から、「血液はきれい」な方がいいし、「血管は強くしなやか」の方がいいですよね。

血液をきれいにしていくのに、「バイオリンク」

血管を強く、しなやかにしていくのが、「サイロ」という漢方薬があります。

特に、

・両親が血圧が高い・・・

・親戚に、脳梗塞、脳溢血、心筋梗塞で倒れた方がいる・・・

・甘いものが好き・・・

・高血圧の薬を飲みたくない・・・

などの方は、早め早めの予防が大切ですね😊