薬師堂ほっと通信

「病気になる人の考え方」

「病気になる人の考え方」

 

「病は気から」と言うように、ストレスと病の因果関係は、昔から確認されている。

そこで、言葉と脳の使い方(思考パターン)を変えることでストレスの発生原因を断ち、実際に病気を改善させる取り組みを行っているのがメンタルトレーナーの梯谷(はしがい)幸司氏だ。

 

やりたいことをやっていたリ、何かを楽しんでいるときは、ドーパミンが分泌され、快楽をおぼえる脳の「報酬系」が働き、免疫機能が活性化される。

一方、嫌なことを無理やりやっていたリ、矛盾した思いや未消化の感情を貯めていたりすると、脳がストレス物質を放出、免疫機能にダメージを与える。これを梯谷氏は独自に「苦痛系」と呼ぶ。

もちろん、病気を生みだすのはこの「苦痛系回路」だ。現に最新の脳科学では、免疫系に影響を与えガンを発病させたり、動脈硬化を引き起こし、突然死の原因になる「キラーストレス」の存在が確認されている。

病気になっている人は1日の6割以上をこの苦痛系に費やしており、それは、歯磨きなど些細なことでも確実に影響している。そうです。

 

例えば、「面倒だけど不潔に見られたら嫌だから磨く」は苦痛系、「歯をきれいにして気持ちよくなりたいから磨く」は報酬系が働く。梯谷氏は、病気の原因になる思考回路の止め方を教え、自宅でも課題を持つように指示する。すると4ヶ月後変化が現れるそうです。

しかし、医者や家族に言われて仕方なくだったり、絶望しながらする人は効果がなかなか出ない。また、「他人と同じことをしたくない」「ルールに縛られたくない」という信念を持つ人も治療の効果が薄いそうです。

 

やらなければならない。しなきゃならない等などの思考で生きている人は苦痛系回路の人と言います。そんな思考ばかりしている人は体の共鳴がうまくいかなくなり、だんだん血流が悪くなって体に影響が出てきます。それが進むと病気になるのです。

自分を許す力。ゆるゆるして力を抜く力。そうすると体の共鳴が戻ってきて、体も温かくなり、病気も治るかもしれませんね。

~コンパスより~

薬師堂で、病気の相談に来られた方に必ずお伝えすることがあります。 それは「今の考え方を変えること」です。

病気を「〇〇に治してもらおう」とか、「薬で治してもらおう」とか考えている間は、絶対に治りません。

私たちは、自分の病気を自分で治すことができる、素晴らし力を持っています。 実際、毎日3,000~6,000ものガン細胞を治しているのです。 その力を発揮できないような、また、邪魔をしているような食事や生活などを改善しながら、治す力を上げていけば、どんな病気も治していけるはずです。

病気を作るのも、「自分の考え方」、病気を治すのも、「自分の考え方」で決まるのです。 毎日を素直で前向な考え方で、健康に過ごしていきたいですね