こんにちは。
健康相談専門くすりの薬師堂です。
「母乳育児」ってミルクもなかった時代では当たり前で、その言葉すらなかったと思いますが、そういう言葉ができたのもミルクが登場してからでしょう。
「母乳育児」と聞くと、ママたちのなかには、しんどいもの、できなかった罪悪感、義務感、ストレス・・・いろいろな感情が沸き上がってくる人もいるのかもしれません。
「夜中の授乳なんて、大変そう💦」とイメージだけが先行してしまっている人もいるのかもしれませんね。
実際、大変ではあるんですが、実はママにもそう感じさせない”ホルモン”がその間分泌されていることも知っていてほしいのです。
少しだけ、「母乳」の素晴らしさについて書いてみたいと思います。
♥️お母さん、おばあちゃん、そのまた上のひいおばあちゃん、・・・が戦ってきた「抗体」を受け継ぐことができる。
♥️赤ちゃんにとって理想の食事。
飲み始めと飲み終わりで成分が変化する(フルコースの食事のようなもの)。赤ちゃんの成長に伴っても成分が変化する。
♥️消化不良を起こしにくいなど、赤ちゃんの体への負担が少ない。消化がいい。
♥️母乳には、赤ちゃんにとって良い物質が含まれ、アレルギーにかかりにくくなると言われている。
♥️ママとのスキンシップが多くなるので、自分の欲求を満たしてくれるという安心感で自尊心が生まれる。
♥️赤ちゃんとママの脳に良い刺激を与えることができる。
♥️顎を使っておっぱいを噛むようにして飲むので、顎や顔周辺の筋肉が鍛えられる。歯並びや発音にも影響する。
おっぱいを飲むことは、ミルクを哺乳瓶で吸う場合の「60倍」の筋力が働いていると言われています。
♥️乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げる。
♥️母乳育児で育った人は、肥満や生活習慣病のリスクが少ないという報告がある。
♥️ママの婦人科系、乳がん等発症のリスクが下がる。
♥️ママの産後の回復が早くなる。
♥️ミルクよりお金がかからない。
母乳はこのような良いことも沢山あります。
ミルクを否定するわけではないですが、赤ちゃんはおっぱいの成分に守られていることも多く、お母さんからの免疫を受け継げない分、最初から自分の力で戦うことが増えてくるので、赤ちゃんの健康や成長のため、守ってあげる手助けが必要となるのかもしれません。
くすりの薬師堂では、赤ちゃんの健康の守り方、病気への体の守り方もご提案しています。
また、母乳で育てたいけれど、「母乳が出ない・・・💦」とお悩みのママ、ストレス等で出なかった方が出るようになったという例もあります。
気になる事がある方は、いつでもご相談くださいね😊
